コロナ下、こつこつ改修中。

今は、ただの空き家、いつか本のある場所にしたい、、、と夢を描いている「こもりくブックセンター」。


思い立ってから早や3年半が過ぎ・・・

「いつかっていつやねん」と、日々、己につっこみつつ、

管理人も遠方在住、コロナ下でなかなか往来も出来ない昨今ですが、、、

2021年は、ひっそりと、中の改修工事に着手しておりました。


いや、正確には、現地の工務店さんにお願いしたので着手「してもらって」いた、というべきか。


ここまで来るのには、それはそれは長い道のりがありました。。。

「まずは絶対自分ではできない水回り(トイレ)工事を」しようとしたら、色々あって1年以上かかってしまった・・・り。

やっと終わったーー!と思ったら、屋根の瓦が1か所落ちていること発覚、幸い母屋ではなかったとはいえ、そのままにしておくと、屋根崩落するんじゃない?という危機感から屋根修理(もちろんプロにお願いした)が入り、それもなんだかんだと数か月?半年?かかったり。

(もはやあまり覚えていない。。。ちゃんと記録しておけばよかった・・・反省)


古い家をメンテナンスする、というもは、わかっていたことですが、やっぱり大変です。


室内は畳が落ちてぼろぼろだったのです。

・・・・写真が、、、残って、ない。(ガーン・・・)

まあ、、、ぼろっちい写真撮っても仕方ないと思ったのかしら、、ね、当時の私は。


当時の自分が撮った写真見ると、やたら庭の写真ばっかり出てきます。

まあ、、、主に草むしりしに行ってたようなものですしね。


2020年春以降は、現地になかなか気軽に行けない世の中になって。

それでも「やっぱりいつかはあの場所に本を並べたいなあ」という気持ちに変わりはなく。

紆余曲折あり、色々考えたけれど、勇気を出して、落ちた畳の部屋を改修工事してもらうことにしました。

(近くの工務店さんと知り合いになれて本当に良かった。ご紹介のおかげです、ありがたや、ありがたや)


工事の進捗中に、工務店さんから送ってきてもらった写真を何枚か。

本当は日々、現地で様子を見たかったけれど、遠方ゆえ叶わず。

だから、写真は本当にありがたかったし、

少し経って、出来上がりを現地で見たときは、本当に感動しました。

当たり前だけど・・・木の匂い。

ああ、いいなあ、、、これ、、、ほんと、いいなあ。


この家は私にとっては「夏休みとかの長期休暇に泊まりに行くおばあちゃんち」だったわけですが、、、

この部屋、その時、寝室にしていたことを覚えています。

・・・記憶が蘇って、さすがにぐっと、きました。


そして、そのぐっときた気持ちが原動力になり。

もう一室も改修をお願いするに至りました。

・・・勢いですね・・・


そっちの部屋は・・・3年前に畳をあげていたのですが、

その床下から野良猫が入ってくるのがこの家の課題になってしまっていたのです。

猫除けのグッズを置いてたりもしたんだけど、やっぱり獣の匂いはついてしまうし。


一部屋が綺麗になったことにより。

「ここを汚されてはかなわん・・・!」と、二部屋目も、、勇気を出してお願いしました。


そっちの写真も。少し。


ここも工事前の写真、あんまり撮ってなかったなあ・・・。

これからは記録をちゃんと撮っておかねば(再び反省)。




プロの仕事場には、ただただ尊敬・感謝しかありません。

綺麗になったところはありつつも、まだ「空き家」であることは変わりないし、
自由に行き来しにくい今の状況もしばらくは続くだろうし。

例えば砂壁が落ちてきてる場所があったりで(苦笑)
中をちゃんと使えるようには、まだまだなっていないのだけど。

すぐには、ではなくても。
一つずつ、こつこつと。
わたしはまだ、空き家に、関わっています。

もう少しだけ、少しずつ、頑張っていきたいなーと思っています。

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