ちまちまと、掃除したり、庭の草むしりしたりしている、
奈良県桜井市にある空き家。
いつか、ブックセンターにしたいなあ、と夢見ている空き家。
床の補修は、今年、プロの大工さんに頼みましたが、
表面の板は、使ってみたかった製品があったので、プチDIY。
岡山県西粟倉村にある「西粟倉 森の学校」からワリバシタイル、という製品を購入しました。
こういう正方形の板で、接着剤や釘は使わず、「置くだけ」の簡単製品。
(西粟倉森の学校については、2018年に出版された、この「ローカルベンチャー」という書籍にも詳しいです)
もともとの下地の色と同系色なので、いまいち作業工程が見えづらいですけど(笑)
端っこのサイズ調整が必要な場所は、カッターで切ることが出来て、かなり楽チンでした。
(でも、今ホームページ見ると、この「ワリバシタイル」は見あたらず、販売終了してしまったのかもしれない、、、
他のユカハリタイル製品は変わらず販売されてます。)
無垢材の保護と、足触り?の良さを目指し、ワックスも塗りたかったので、同じく森の学校で「蜜蝋ワックス」も購入しました。
これ一缶で六畳×二間と、もう一部屋(九畳くらい?)がしっかり綺麗になりました。
ほんとに亀の歩みで、少しずつだけど、、、進化させていくのは本当に楽しいし、嬉しい。
少しだけ、思い出話。
「森の学校」のユカハリタイルのことを知ったのは、細かい日付は覚えてないけど、4,5年くらい前に、この空き家をどうしようかと考え始めた頃に、とにかく色々ヒントを探したくて、あちこちのDIYワークショップに参加していた時で。
松戸のつぼみハイツという素敵アパートの床はりワークショップで、この製品が使われていて、なんか、いいな、と思っていて。
その後、その会社の代表の方が「ローカルベンチャー」という書籍を出版されたとき、
編集者の方が奈良への移住者だった繋がりで、奈良のアンテナショップで開催された出版記念のトークイベントにたまたま参加して面白い本だなあ、と思って。
(あの時のユカハリタイルの会社だ!とも思っていたし)
今回、床まで全て大工さんに頼むという選択肢もあったのだけど、どうしてもここの製品が使ってみたくて、
大工さんに製品情報を送って、これを使う前提での床下地を作ってもらった。
念願が叶って、嬉しい。
(ちなみに、、、コロナになる前は「全国床貼り協会」というこれはこれで素晴らしい団体に頼むことを模索していたのだけど、、、人が集まって開催するワークショップはいつ正常に戻るか分からなかったこと、や、床下の痛みが激しくて自分ではなかなか手をつけにくかったこと、、、もろもろあって断念するに至った)
蜜蝋のワックス塗りも、その頃通いまくっていたワークショップで経験していたことで。
その時は、やり方を人に教えてもらっていたけど、今回はなんとなく作業工程が自分で分かって(もちろん説明書は読んだけど)。
ああ、あの時のあの経験は無駄じゃなかったんだなあ、、、と、これまた嬉しかった。
長いようで、短いようで、やっぱり長い人生。
1日1日、しっかり経験して生きよう、と、なんだか「床」を通して妙に真面目に、前向きになれました。
早くまたこもりくブックセンターに行きたいなあ(うずうず)
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