「今思えば、初めて会った時は偶然だった」の、話。

奈良県桜井市にある祖父母が住んでいた空き家を「ブックセンター」に出来たらいいな~と、妄想しながら

時々通ってはちまちま庭をいじったり、本を並べたりしています。


この2022年の春は。

「ただの空き家」が、助っ人のおかげで「少しの本棚と、たくさんの本が入った段ボールのある空き家」になれて

有難いなあ、嬉しいなあ、と、感謝しきりの管理人なのですが。


その「少しの本棚と、たくさんの本が入った段ボール」は

「京都の南山城の空き家から出た動産を譲り受けたもの」で、

3年の時を経て、やっと「開封」できて嬉しい、という話も書いたりもして。


そういうのを書きながら、「そういえば、なんで私は南山城村のことを知ったんだっけ?」と、思い返していました。


思い返せば。4,5年前の秋。


たまたまSNSで「奈良の面白い人たちが登壇するトークイベント」があるのを知って。

たまたまその日が自分も関西にいる日で。(たしか、大阪でのコンサート目当てで、前後で奈良に泊まるかな、くらいを計画していた日だった)

そういうイベントって行ったことないし、行ってみよう、と思って。

せっかくだからサイトで募集していた「運営ボランティア」に応募してみて。

たいした仕事はできなかったけど、せっかく関わったんだから積極的になってみよう、と珍しく隣に座った人と名刺交換をしてfacebookでつながって。

そしたらfacebookを見たら「空き家活用イベント」みたいなものをやる、と。

奈良市の宿に泊まればそこから車では送迎してくれる、と。

全てが初めてのことだったけど、今思っても「導かれるように」に近く。


南山城村とのご縁が、出来たのでした。


ちょっとした偶然の行動が積み重なって、知り合いが出来て。

たくさん助けてもらえる間柄になっていて。

ラッキーだ・・・・。


そういえば。

開封の儀の助っ人たちを集めてくださった方と知り合ったのも。

「知り合いの知り合い」だったことがきっかけだったのだけど。


当時(これも4,5年前だったような)、首都圏で奈良好きが集まる場があって、懇親会で話した方がいて。

「祖父母が住んでいたのが初瀬で、そこに空き家があって・・・」と話していたら

「え、私の知り合いが、初瀬での仕事されてますよ!」と言って、

「へ~、そうなんですか~今度ご縁があれば会いたいです~」で終わるかと思いきや

「私、来週のゴールデンウィークに初瀬に行く予定なんです」

「え、私もなんです~。じゃあ、せっかくなので初瀬で会いましょう!という偶然が生まれ。

その方経由で知り合った「仕事で初瀬に通う東京在住の方」と知り合って。


そこから繋がりが生まれた、と、思い出した。


最初は、ほっそーい「偶然の点」だったのが、今気づくと、「あれ?これ、線?」になっている。

思い返せば(思い返してばっかりや・・・)2017年から2019年あたり、というのは、

自分にとって奇跡のような信じられない出会いが立て続けに起こった頃だったのかもしれない。


いや、でも、そういう奇跡の出会いは今も続いていて、

数年かした後に「2022年のあの出会いから始まった」と思うことも、

ひょっとしたらこれからあるのかもしれない。


なんか、ほんと・・・ありがたいことですよ。

コロナ下で、日々の変化にもまれている間、なにげにうっすら忘れかけていた気もしたんだけど、

ここ数か月色々「思い返し」て、まざまざと思い出してきた。


それぞれの場所でそれぞれのことで生きている人たちと、

ちょこっとすれ違って交わってものごとが進んでいく。


なんて、面白いんだろう。


また忘れかけないように、(笑)記録として、残しておきたいな、と思ったので書きました。

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