「ひと箱店主」のお楽しみ / 祖師ヶ谷大蔵で本屋さん

かれこれ4年になりますが、ご縁あって「bookshop traveller」(以下、BST)という本屋さんで「ひと箱店主」をさせてもらっています。


「シェア本屋」「一箱本屋」「間借り本屋」・・・色々な呼び方がある気がするのだけど、

複数の人が一箱ずつ本を出しているお店・・・とでも言いますか。


(全国にちょこちょこ同じ形態のお店、ありますね。訪れてみたいなあ)


私が参加させてもらっているこのBSTは、

本屋をもっと楽しむポータルサイト BOOKSHOP LOVER」の運営や本屋ライターを中心に活動されている和氣正幸さんが店主となって、

本屋、出版社、作家(プロ・アマ問わず)、デザイナー、アーティスト、、、

そして私のような一介の「本好き」まで。

100弱の一箱店主が思い思いの本を持ち寄った空間、です、。


そんなBSTで、私は「こもりくブックセンター」の屋号を使って、

「奈良」にまつわる新刊本を並べています。

正直、会社員仕事と空き家メンテ(こもりくブックセンター活動)でなかなか思うように時間が取れず、

お店番は過去に1度しかやったことは無いし、あまりお店運営に日頃積極的に関われてはいないのが心苦しかったりもするのですが。


それでもですね、声を出して言いたいのは、

このひと箱店主の活動、とってもとっても楽しいのですよ!ということで。

面白そうな本がたっっっくさん並んでいるその空間に足を踏み入れてテンションが上がることは当然として。

(行くたびに何冊も買ってしまう・・・)


たまにお店に行って、品出しや本の整理にをしている瞬間、

その自分の「好き」が詰まった一箱に手をかけている時間、

「この悦びは手放せないなあ」と思うのです。


「好き」なものに囲まれるって本当に幸せ。

自分が読んで「面白い!」と思えた本、読むとついつい奈良のいにしえのロマンに思いを馳せてしまう本、ばかりなので冊数は少ないけれど、どの本にも思い入れがあって、

その「ひと箱」は私の大事な宝箱。


それに加えて店主としてお店に行ったり、日ごろ一箱店主向けに送って頂く発信を読んだりすると、

店主・和氣さんや参加している皆さまの本屋さん・本にまつわることへの愛情に触れることが出来る。

これがまた、幸せなのですよね~。


(それにしても自分は語彙力が無いな・・・「幸せ」「楽しい」しか言えてない・・・orz)


まあ、なぜこれを書こうと思ったかというと、

このBST、前の下北沢店から祖師ヶ谷大蔵(東京都世田谷区)に移転することとなりまして、

祖師ヶ谷大蔵店に棚の整理にお邪魔したから。

(移転オープン日は2023年4月12日(木)です。)


下北沢時代も移転を経ているので、今回は3店舗め。

前のお店も楽しかったけど、今回も中に入るとやっぱり「ああ!本が!たくさん! 読みたい!てゆうか、本って素晴らしい!」と、血が沸騰して。

今の気持ちを書いて残しておこうと思った次第なのです。


ガラスばりの路面店。

まだオープン前ではあるけれど、前を通りかかる人たちが「なんかできるんだね」「本屋さんだって」「オープンは来週だって」みたいな会話をされていて。

(1時間弱滞在したけど、5組はそういう会話を聞いた。さすが都会。すごい。)


それ聞いてるだけで、「そうなの、いいでしょ! 本屋さんですよ!」と気分が上がったりもして。


あらためて、ただのサラリーマンな自分がこうやってちょこっと参加させてもらえていることのありがたみとそのご縁に感謝しています。


移転に伴って広くなることもあり、今、新たなひと箱店主も募集中とのこと。

 ⇒bookshop travellerのHP.

こういう楽しさに合う人もたくさんいるはずなので、その方々に届くといいな~と願っています📖


「本」の看板がある街。いいなあ、なんか、写真見るだけでもやっぱり嬉しくなっちゃいますね。

わたしの奈良本推し活動、も、ちまちまこつこつ、続けていきたいなあ、と、

祖師ヶ谷大蔵で2023春の決意表明を胸に秘めました。


本好きの方は楽しめるお店なので、お近くの方は、祖師ヶ谷大蔵駅まで遊びに行ってみてください📖

0コメント

  • 1000 / 1000